和大演劇部ブログ
和歌山大学演劇部メンバーによるブログ。
公演の最新情報や、部員の日常など。

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住まいは田舎がいい、森と日溜まりでひと寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、まだ独りもいいが、家内はいます 10:19

演劇部のブログって、みんなが変わりばんこに書いています

部活の最後に

「じゃあ、ブログは誰が書く?」
「最近書いてないの誰?」
「私かな?」
「じゃあ、○○ちゃんよろしく」

みたいな感じで、いわば部員に任される感じで書きます

正直、他の部活のホームページとかはあんまり見ないんで、他の部活がブログとかをやっているのか?どんな感じで書く人を決めているのか?全く知らないんですが

演劇部は「バトンタッチ制」でやっております




何が言いたいかというと

本日の記事は元部長の3回生の向井が執筆しているのですが

今回、向井は誰にも頼まれていないのにブログを執筆しています!



あ、自己紹介が遅れました、和歌山大学の福士蒼汰こと3回生の向井です

3回生ということで向井はめでたく(?)演劇部を引退しました

いやぁ、長いようで短いような3年間でした

そんなね、引退した向井が今”勝手に”ブログを書いています


だって、引退したので「ブログお願いします」と言われるわけないですもん

それなのに書いてます

そう、これは、自己満足です

そう、ジャックです

バスジャックとかハイジャックならぬ、ブログジャックです



なぜ、わざわざジャックしてまで書いているのか

それはどこかでこの記事を読んでいる人にどうしても伝えたいことがあるからです

特に後輩ですね

後輩たちに最後のメッセージを残したいなと

そして、こんな演劇部のブログを覗きに来てくれる、全ての皆様へ感謝を込めて

最後のブログを綴りたいと思います

この先はどうあがいても、向井がこのブログを書くことは出来ないので

本当に「和歌山大学演劇部ブログ」を書くのはこれが最後です

ので、どうか自己満足にお付き合いください









昔、とある演劇部の先輩Xさんが言いました

「私はもっと良い演劇を作りたいのに……。もっとみんな演劇に熱くなってほしい……。」

僕はそれを一理あるなぁと思いつつ聞いてました


たしかに、僕より上の先輩方の顔を思い浮かべてみると、演劇に熱い人が多いです

劇団を立ち上げた先輩、社会人になっても演劇を続けている先輩

そういう姿を見ると、少し僕なんかは演劇に対する熱量は少なかったかもしれません



でも、それと同時にこんな思いが僕の中にありました

「もっと部活に熱くなって欲しいなぁ……」と



先に言っておきますが、僕は誰かを批判したくてこの記事を書いているわけではありません

でも、最後の記事だから、何を言っても怖くないし、全てをぶっちゃけますが

『「演劇」に熱いわりに、「部活」のことはどうでもいい』みたいな人がぽつぽついたような気がするんですよね



演劇に対する熱い情熱を持っていることは素晴らしいことです

むしろ、演劇部の部員なら持っていてほしい感情ではあります

だけど、僕らは劇団ではないんです、部活なんですよ

どれだけ頑張っても引退するときが来る

後輩に伝えなきゃいけないことがたくさんある

だから、もっと「部活」のことも考えて欲しい

と、3年間何度も何度も思ってました




以前、とある劇団の劇を見させてもらって、その劇自体はとっても面白かったのですが

あとから知ったのが、出演者にはチケットのノルマがあったりとかして、劇団の内部自体はガタガタだった、っていうのを耳に挟んだんです

それを聞いて、なんか一気に劇を見た感動が冷めたんですよね


部活も一緒で、どれだけ良い演劇を作っても、中身の部活がグダグダだったら、それってすごく悲しいことだと思うんです

だから僕は太い芯の通った、強い部活を築いて欲しいなと思います

今の部活も仲は良いと思いますし、楽しい部活だと思いますが

ただどこかに脆さがあるんじゃないかなと思います

何というか、こんなこと言うと「臭い」とか「大げさ」だとか言われそうですが

僕自身目指していたのは、これから先何年もずっとずっと楽しい、良い部活です

20期生も30期生も楽しめる部活であって欲しいなって思うんです

周りが「良い演劇を、良い演劇を」と追求しすぎるあまり、「良い部活」を作ることをおろそかにして壊れてしまわないかと心配しながら二年間部長を務めてました



何度も言うように「演劇に熱い」ことはとてもいいことです

だけど、それと同じくらい「部活」にも熱くなってください

それが3年間部活にいて一番常々僕が思っていたことです


ほんのちょっと、演劇部が脆いような気がしたので


ほんのちょっと、「演劇」に集中しすぎて「部活」が脆いときがあったので


最後に一言だけ伝えさせてもらいました







僕なりに「良い演劇」の作り方を教えようかと思ったのですが

正直、僕には分かりません(笑)

「演劇」に関してですけど、3年間やってみて、この世界は少ししか理解出来ませんでした

それくらい、それはそれは奥が深い世界だと思います

脚本も書いたし、演出もやったし、役者もやったけど、何が正解かなんてちょっとしか分かりませんでした

だからこそ、後輩のみんなはこれからたくさん悩むことが多いかもしれませんが

悩めば悩むほど良い演劇が出来上がることは確かなので、そこは頑張ってください

僕自身もたくさん悩みましたが、自分が笑って欲しいところで笑ってくれたり、自分の怖い演技を怖がってくれたりするお客さんの反応が自信になったので

今僕はなんだかんだ演劇をやって良かったなと思っています

振り返ってみるとそう思える日が来るので、頑張ってください







では、僕なりの「良い部活」の作り方ですが、これは一番簡単な方法を教えます


後輩を可愛がる


以上です


とにかく後輩を大事にしてください

後輩は先輩の姿を見て、部活に入ることを選んでくれたんです

僕も新歓で先輩の演劇を見て入部しました

そんなせっかく入ってくれた後輩をとにかく大事にする

これが「良い部活」を作る一番いい方法です



「良い演劇を作る」という情熱で良い演劇は作れます

でも、もしかするとそれは一瞬の輝きかもしれません

「良い部活」であれば、ずっとずっと「良い演劇」を作ることが出来ると思うんです


だから後輩のみんなには

今いる後輩はもちろん、これから入ってきてくれるであろう後輩、そして、何年かあとの後輩のために

動いて欲しいなと思います


例えば、僕はパネルを作ったりだとか、照明卓を買い替えたりだとかしました(まあ照明卓は一番尽力したのは僕じゃないけど)

そんな感じで、これから先何年かあとにも通じるような行動をとってみてください

いまいる後輩も、これからずっと先の後輩も、楽しめるようないい部活にしてください

後輩を可愛がってほしい、これが僕からのメッセージです




あと、もう一つ付け足すのであれば

これは「演劇部の後輩へ」というより、全人類に僕が伝えたいことなんですけど


もしかしたら「これは僕が怒らないといけないな」って場面が来るかもしれないんですよ

態度が悪いだとか、そういうことで

反省会とかでこれは指摘しなきゃいけないなと思うこととかあるかもしれません


そんなときに、僕は怒らないでほしいんです

ちゃんと叱ってあげてください

この「怒る」と「叱る」を履き違えてるやつが世の中多すぎるんですよ



これは演劇部とか関係ないから

全人類に告ぐ!って感じなんですけど

同期でも後輩でも先輩でも、誰かに対して怒っちゃいけないんです

ちゃんと叱らないと、相手は変わりません


というのも、人って怒ってるときほど冷静じゃないときは無いと思うんですよ

そんな冷静じゃないときに興奮して説教しても、全く説得力が無いわけです


僕も22年生きてきて色々な人に怒られて、叱られましたが

「あ、この人は僕のために説教してくれているな」と思ったとき、つまり叱られたときは、自分の行動を振り返って、治そうと改めましたけど

「なんかこいつキレてんなー」みたいな、つまり怒られたあとって、どうにも反省する気にならないんですよね(いやでも、ちゃんと反省しましたよ)

みんな、これ感じたことあると思うんですよ

学校の先生とかに「なんかこいつに怒られてもな〜」みたいな

あれって、怒ってるから聞く気にならないんですよ

何回もいうけど、これは部活とか関係なく、社会に出ても覚えていて欲しいんですけど

誰かに何かを説教するときはきちんと「叱って」あげてください

どうすれば相手は考えを改め治してくれるか、ってよく考えてください

そういうときに「怒る」のは逆効果かもしれませんよ

これは僕の極論ですけど、人って「怒っている時間」ってめちゃくちゃ無駄だとすら思うんですよね

「怒る」と「叱る」は全く違うので履き違えないように

っていう話です






なんの話だっけ?


あ、そうそう、良い部活の作り方ですけど

お互い支え合って、これからもやっていってくださいね

「チームには一人厳しいことを言う人が必要」みたいなこという人がいますけど

僕はそんなこと思いません


今、自分が部活のために何が出来るか

今、他の部員のために何が出来るか


これを一生懸命、みんなが考えれば、きっと良い部活になります


まあ、そもそも週3回も部員って顔合わすわけですよ

下手したら家族の次に会ってる人かもしれません

だからこそ、ちょっとしたことで腹が立ったりすることもあると思うし

「なんか部活だるいなぁ」って思うこともあると思うんですけど

でも、やっぱり「部活」が出来るのって人生で今だけなんで

極論「演劇」は大人になっても出来るけど「部活」は今だけなんで

頑張ってください





和歌山大学演劇部

なかなかお金もないし、人も少ないし、機材もボロが来てるものが多いし

大変なことも多いけど

だけど「部活」だからこそ出来る体験って山ほどあると思います

恥ずかしい言葉で言うと、青春ってやつかな

どうか「良い演劇」と同時に「良い部活」を追求してください

後輩を可愛がってあげてください

向井からは以上です







先輩の皆様、後輩の皆様、演劇部の公演を見に来てくれた皆様

本当に本当にありがとうございました

遅くなりましたが、これをお別れの言葉とさせていただきます








あとね、最後にね

向井はこれからも物語を書き続けます

演劇部でも何度か自分の脚本で公演しましたが、それがある程度自信になったし

ずっと物語は書いていたいなぁと思います

「ああ、なんか向井君の書く文章素敵だわぁ、もっと読みたいわぁ」っていうあなた

僕、個人のブログやってるんで見に来てください


↓リンク

むかブロ!

最後やし何やってもええやろ


演劇もまたどこかで出来たらいいなと思います

なんだかんだ、また役者もやってみたいなぁ







よし、これで言い残したことないかな!

なんかあったら部活行けばいいし

あ、これからはクソ老害OBとして部活に行くので、僕が来たら「クソ老害来た」と思ってくださいね

和歌山大学演劇部の一ファンとして、これからも後輩に大きな期待をしたいと思います


現場からは以上で〜す

長いブログ、お付き合いいただきありがとうございました

バイバイ!













p.s.タイトルは回文です
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